棚に縦置きされた2台の据え置きゲーム機。上位機種との比較記事のイメージ

PS5 ProとPS5の違いを並べて比べる|4万円の差に何が入っているのか

PS5 Proは、PS5の上位モデルとして出た本体です。価格は119,980円で、通常のPS5より4万円以上高くなります。この差額を払う価値があるかは、使っているテレビと遊ぶ作品で変わります。

この記事では、何が強化されたのか、実際に見てどう違うのか、どんな人なら買う意味があるのかを順番に見ていきます。4Kテレビを持っていない人には、差が分からないまま終わる可能性もあります。

この記事の要点
  • PS5 Proは119,980円。通常のPS5(ディスク搭載79,980円)との差は4万円です
  • 強化されたのはおもに映像で、GPUの性能が約67%上がっています
  • 遊べる作品は同じです。Proでしか遊べない作品はありません
  • 4Kテレビを持っていないなら、差額を払っても違いが分かりにくいです

PS5 Proとは何なのか

立つ黒い直方体

性能を上げた上位モデル

PS5 Proは、PS5の中身を強化したモデルです。新しい世代の機械ではなく、同じ世代の中での上位版という位置づけです。PS4のときにもPS4 Proがあり、同じ考え方の製品です。

遊べる作品は通常のPS5と同じです。Proでしか動かない作品は出ていません。買っても遊べる本数が増えるわけではなく、同じ作品がきれいに動くようになるという違いです。

過去にもあった上位モデル

前の世代でも、途中で性能を上げたモデルが出ました。そのときも、専用の作品が出るわけではなく、同じ作品がきれいに動くという位置づけでした。

今回も同じ考え方です。世代が変わったのではなく、同じ世代の中で上の選択肢が増えた形です。次の世代を待つべきかという話とは別の軸になります。

何を強くしたのか

強化されたのは、おもに映像を作る部分です。GPUと呼ばれる映像処理の部品が大きくなり、処理の量が増えました。ソニーの説明では、GPUの性能が約67%上がっているとされています。

一方で、CPUと呼ばれる計算の部品は、通常のPS5とほぼ同じです。そのため、計算の重さが原因で重くなる作品では、差が出にくいという性質があります。映像の作り込みに余裕が出る機械だと考えると分かりやすいです。

専用の作品は出ない

Pro専用のソフトというものはありません。遊べる作品はどちらも同じで、Proでしか動かないゲームを買わされることはありません。

ここは安心していい部分です。通常のPS5を持っている人が、作品が遊べなくなるので買い替えなければならない、という状況にはなりません。

通常のPS5はなくならない

Proが出たからといって、通常のPS5が売られなくなったわけではありません。並行して売られていて、安いほうを選ぶこともできます。性能が足りなければProを選ぶ、という形です。

どちらを買っても、ソフトの対応で差が付くことはありません。同じソフトを買えば、どちらでも遊べます。

周辺機器はそのまま使える

コントローラーやヘッドセット、充電スタンドといった周辺機器は、通常のPS5で使っていたものがそのまま使えます。本体を買い替えるときに、一式そろえ直す必要はありません。

外付けの記録装置も同じです。USB接続のものに移しておいた作品は、つなぎ替えればそのまま読めます。買い替えの費用を考えるときに、ここは足さなくて済みます。

見た目の違い

本体は通常のPS5より少し大きく、側面の作りが変わっています。3本の線が入ったデザインになっており、並べれば区別が付きます。置き場所は、通常のPS5が入る場所ならおおむね収まります。

縦置きのスタンドは別売りです。横に置くなら何も買わなくても使えます。

価格の差はいくらか

高さの違う二つの硬貨の山

選べるモデルは3つある

いま選べるのは、デジタル版、ディスク搭載版、Proの3つです。価格は下から順に並びますが、性能が3段階になっているわけではありません。

デジタル版とディスク搭載版は、性能は同じでドライブの有無だけが違います。性能が上がるのはProだけです。この構造を押さえておくと、価格表の見方が変わります。

つまり選択は2段階です。まず性能を上げるかどうか、次にディスクを使うかどうかです。この順で考えると迷いにくくなります。

本体の価格

Proの価格は119,980円です。通常のPS5はディスクドライブが付いたモデルが79,980円、デジタル版が72,980円でした。差額は、ディスク搭載モデルと比べて40,000円、デジタル版と比べて47,000円です。

モデル価格容量ディスクドライブ
PS5 Pro119,980円2TB別売り
PS5(ディスク搭載)79,980円1TB内蔵
PS5(デジタル)72,980円1TBなし

差額で何が買えるか

通常のディスク搭載版との差は4万円です。この金額をほかに回すと、新作のソフトが5本前後、あるいは記録装置の増設と周辺機器がまとめて買えます。

遊ぶ本数が多い人にとっては、本体の性能より手持ちの作品が増えたほうが時間を使えるという考え方もできます。どちらが自分にとって得かは、遊び方で変わります。

ディスクドライブは別売り

Proにはディスクドライブが付いていません。パッケージ版のソフトを買いたいなら、別売りのドライブを追加で買います。これが1万円ほどするので、実際の支出はさらに増えます。

ドライブはあとから取り付けられます。最初はダウンロード版だけで使い、必要になったら足すこともできます。中古でソフトを買いたい人や、手元にディスクが溜まっている人には必要なものです。

ディスクで買うか配信で買うか

ドライブを付けないという選択をすると、ソフトはすべて配信で買う形になります。中古で安く買ったり、遊び終えたものを売ったりはできなくなります。

逆に、配信で買う前提なら、セールの値引きが大きいときに安く手に入ります。どちらが自分の買い方に合うかで、ドライブの要否が決まります。

映画のディスクを見る場合

Blu-rayの映画を見るつもりなら、ドライブが必要です。PS5は映画を見る機械としても使えるので、ディスクで映画を持っている人は、ドライブ込みで考えます。

配信だけで足りるなら、ドライブはいりません。そこは自分の持ち物を見て決めます。

記録装置を足す費用

2TBあっても足りなくなる人は、内部に記録装置を足すことになります。ここは本体価格に含まれないので、別に見ておく必要があります。

通常のPS5を買って差額の4万円を記録装置に回すと、かなり大きな容量が確保できます。容量で困っている人は、この使い方のほうが効くこともあります。

総額で考える

Proにドライブと縦置きスタンドを足すと、13万円を超えます。通常のPS5ディスク搭載モデルなら79,980円で済むので、差は5万円以上になります。

この5万円でソフトを7本ほど買えます。本体を強くするか、遊ぶ作品を増やすか、という選び方になります。

性能の違いはどこに出るか

布の上の真鍮の歯車

数字で見た性能差

映像を描く部分の規模は、通常のPS5より67パーセント増えています。あわせて、データを読み書きする速さも上がっています。

この数字がそのまま見た目の差になるわけではありません。性能が倍近くになっても、画面に出る差は倍にはならないのが普通です。

数字を見て期待を上げすぎると、届いてから物足りなく感じます。中身が増えたという事実と、目で分かる差は別の話として見ておくのが安全です。

画質と動きの両立

通常のPS5では、作品を遊ぶときに「画質を優先するか、動きのなめらかさを優先するか」を選ばせるものが多くありました。きれいにすると動きが重くなり、なめらかにすると画質が落ちるという関係です。

Proでは処理に余裕があるため、この選択をしなくても済む作品があります。きれいなままなめらかに動くという形です。選ばされることに不満を感じていた人には、分かりやすい改善です。

増えた力の使い道

描く力が増えた分は、画面の細かさに回すか、動きのなめらかさに回すか、光の表現に回すかのどれかになります。何に使うかは作品を作る側が決めます。

そのため、同じProで遊んでも、作品によって効き方が違います。細かさを選んだ作品、なめらかさを選んだ作品で、感じる差が変わってきます。

光の表現が細かくなる

レイトレーシングという、光の反射や影を計算する処理の速さが上がっています。ソニーの説明では2倍から3倍とされています。水面の映り込みや、ガラスの反射、暗い場所の影の出方が変わります。

この違いは、止まった画面を見比べると分かりやすいです。動いている最中は気づきにくいので、違いを感じたいなら、同じ場所で画面を止めて見比べることになります。

画像を補う仕組み

Proには、PSSRという仕組みが入っています。少ない情報から細かい画像を作り出す処理で、負荷を抑えながら解像度を上げられます。この仕組みに対応した作品では、文字や細い線がはっきり見えます。

対応していない作品では働きません。作品の側が対応する必要があるので、古い作品では効かないことがあります。

対応作品の見分け方

Pro向けの調整が入った作品は、ストアのページや作品内の設定画面にその旨の表記が出ます。買う前に遊びたい作品が対応しているかを見ておくと、期待と実際がずれません。

発売済みの作品でも、あとから更新で対応するものがあります。気になる作品が未対応でも、しばらく待つと対応することがあります。

古い作品も少し良くなる

ゲームブーストという仕組みで、PS4の作品やProに対応していないPS5の作品でも、動きが安定することがあります。劇的に変わるものではありませんが、処理が重かった場面が軽くなることがあります。

すべての作品で効くわけではなく、作品によっては見た目が崩れることもあります。切ることもできるので、おかしくなったら切ります。

読み込みの速さは変わらない

作品が始まるまでの待ち時間や、場面が切り替わるときの読み込みは、通常のPS5でもすでに短くなっています。ここは買い替えても大きくは変わりません。

前の世代から乗り換える人は、この部分で驚きます。ただ、通常のPS5からProへ替えた人が感じる変化ではありません。

待ち時間を縮めたいという目的で買うと、期待と違う結果になります。Proが手を入れたのは映像の側です。

8Kにも対応している

最大8Kの出力に対応しています。ただし、8Kのテレビを持っている人はごく少数で、8Kで動く作品も多くありません。今のところは、将来に備えた仕様と考えるのが実際に近いです。

4Kのテレビで使う分には、8K対応は関係ありません。

見た目の違いは分かるのか

プリズムを通る光

見える人と見えない人がいる

同じ画面を見ても、差に気づく人と気づかない人がいます。どこを見ているかの違いで、どちらが正しいという話ではありません。

遠くの建物の輪郭や、草木の細かい部分を見る習慣がある人は気づきます。画面の中央しか見ていない人には分かりません。

自分がどちら寄りかは、これまでに画質の設定を変えて遊んだ経験があるかで見当がつきます。設定をいじったことがないなら、差は気にならない側だと考えていいです。

4Kテレビが前提になる

Proの強化は、高い解像度で表示することを前提にしています。フルHDのテレビにつなぐと、強化された部分の多くが使われません。4Kのテレビを持っていないなら、差額を払っても違いが見えないままになります。

テレビを買い替える予定があるなら話は別です。先にテレビを4Kにして、それでも物足りなければProを考える順番が無駄が少ないです。

静止画では分かりにくい

比較画像を並べて見ても、差が分からないことがよくあります。細かさの違いは止まった絵では出にくく、動いている最中の崩れ方に出ます。

店頭で見比べるときも、止まった画面ではなく動いている場面を見たほうが判断しやすくなります。

画面の大きさでも変わる

同じ4Kでも、画面が小さいと細かさの差は見えにくくなります。40インチ台で離れて見ているなら、違いを感じる場面は限られます。55インチ以上で近くから見ているなら、はっきり分かります。

自分がどのくらいの距離でどの大きさの画面を見ているかを、先に測っておくと判断しやすくなります。

動画の比較では伝わらない

比較動画は、投稿の時点で画質が落とされています。元の差が小さいものは、その圧縮で消えてしまいます。

動画を見て差が分からなかったから意味がない、とも、動画で差が大きかったから自分の環境でもそうなる、とも言えません。判断の材料としては弱い部分です。

作品によって差が大きい

Proに対応した作品では差が出ますが、対応していない作品では変わりません。発売前の作品が対応するかは、出るまで分かりません。

対応している作品を遊んでいるかどうかで、満足度が変わります。買う前に、自分が遊んでいる作品が対応しているかを調べておきます。

モードを選ばなくて済む

通常のPS5では、画質を取るか動きのなめらかさを取るかを設定で選ぶ作品が多くあります。どちらかを捨てる前提の選択です。

Proでは、その両方をある程度まとめて成立させる作品が出てきています。設定でいちいち迷わなくて済むという点は、性能の数字より分かりやすい利点です。

動きの安定は分かりやすい

画質の細かさより、動きの安定のほうが体感しやすいという意見は多いです。処理が重い場面でカクついていたのが収まる、という変化は操作していて分かります。

対戦する作品を遊ぶなら、ここが効いてきます。動きが安定すると、狙いが付けやすくなります。

容量とディスクドライブ

開いた木の引き出し

容量が要るようになった理由

いまの作品は、1本で100ギガバイトを超えるものが珍しくありません。映像や音の質が上がった分、入れ物も大きくなっています。

加えて、発売後の更新でさらに増えます。買ったときの大きさのままでは済まないので、見た目の数字より余裕が必要です。

Proが容量を増やしたのは、この流れに合わせたものです。性能だけでなく、実用の面で効く変更です。

2TBに増えた

内蔵容量は2TBで、通常のPS5の1TBの倍です。実際に使える分は表示より少なくなりますが、それでも通常モデルより余裕があります。大きい作品を10本以上入れられます。

容量で悩んでいた人には、ここが実利になります。通常モデルを買ってSSDを増設すると1万円以上かかるので、その分を差額から引いて考えられます。

実際に使える容量

2TBと書かれていても、全部を作品に使えるわけではありません。本体の機能が使う分が引かれるため、実際に入れられる量は表記より少なくなります。

この差はどの機器でも起きることで、不具合ではありません。買ってから「表記より少ない」と驚かないよう、頭に入れておくと落ち着きます。

それでも足りないことがある

最近の作品は1本100GBを超えるものがあります。2TBでも、大きい作品ばかり入れれば埋まります。PS Plusのゲームカタログを使って次々に遊ぶなら、2TBでも心細くなります。

Proにも増設用のスロットが付いているので、あとから足せます。足すなら、PS5が求める速度の条件を満たしたものを選びます。

容量を足すなら

WD_BLACK SN850 2TBはPS5に増設できるSSDです。

  • PS5が求める速度の条件を満たしていて、内蔵スロットに差して使えます
  • 2TBあるので、本体と合わせて4TB分の作品を置けます
  • ヒートシンク付きのモデルを選べば、別に用意せずそのまま取り付けられます
  • PCでも使える規格なので、本体を手放したあとも使い道があります

手持ちの記録装置は移せる

通常のPS5に内部増設していた記録装置は、取り外してProに移せます。規格が同じなので、買い直す必要はありません。

移したあとは本体側で初期化が必要になるため、中に入れていた作品は消えます。消えても再び入れ直せばいいものですが、作業の手間は見ておいてください。

ドライブの取り付け

ディスクドライブは、本体の側面のカバーを外して差し込む形です。工具はいりません。取り付けたあと、ネットにつないで認証する手順があるので、オフラインでは使えません。

通常のPS5のデジタル版用のドライブと同じものが使えます。すでに持っているなら、買い直す必要はありません。

本体の大きさと置き方

Proは通常のPS5とは形も大きさも違います。棚の中に収めている人は、寸法を測ってから買ったほうが確実です。

熱を出す機器なので、周りに隙間が必要です。前後と上を塞がない置き方ができるかどうかは、買う前に見ておく部分です。

通信の規格も新しくなった

Wi-Fi 7という新しい規格に対応しています。対応したルーターを使えば、通信が速く安定します。ただし、ルーターの側も新しいものが必要です。

有線でつないでいるなら関係ありません。オンライン対戦を本気で遊ぶなら、無線の規格を上げるより有線にするほうが確実です。

買うべき人・買わなくていい人

幅の違う二つの扉

判断の軸は本体の外にある

Proを買うべきかは、本体の性能ではなく、つなぐ先の環境で決まります。受け止める側が整っていなければ、増えた力は使われません。

テレビ、置き場所、遊ぶ作品、遊ぶ時間のどれかが足りていないなら、そこを先に直したほうが変化を感じられます。

この記事で価格や性能の数字を並べてきましたが、最後に見るのは自分の部屋の状態です。

買う意味がある人

4Kテレビを持っていて、画面が55インチ以上あり、画質にこだわって遊びたい人です。処理が重い作品を遊んでいて、カクつきが気になっているなら、はっきり改善します。

加えて、容量で困っている人も当てはまります。2TBの内蔵は、増設の費用を考えると差額の一部を埋めます。

対戦を詰めている人

対戦の作品でなめらかさを優先している人には、効く場面があります。画質を落とさずに動きを保てる作品が増えるためです。

ただし、通信の遅れは本体の性能では縮みません。対戦で勝ちたいという目的だけなら、回線や接続の見直しのほうが先に効きます。

買わなくていい人

フルHDのテレビで遊んでいる人は、強化された部分を使えません。画面が小さい人も、違いを感じにくいです。この条件なら、差額をソフトに回したほうが楽しめます。

対戦ばかり遊ぶ人も、Proにする必要は薄いです。対戦する作品は動きを優先した設定になっているものが多く、通常のPS5でも十分に動きます。

映像に手をかけている人

すでに良いテレビを入れていて、映画も設定を詰めて見ているような人は、差が分かる側に立ちます。環境が受け止められる状態になっているためです。

逆に、テレビは据え置きで何年も変えていないという人は、先にテレビを替えたほうが変化が大きくなります。同じ予算を使うなら、弱いほうから直すのが効きます。

これから初めて買う人

PS5を初めて買うなら、まず通常モデルで始めるほうが損が少ないです。遊んでみて物足りなければ、そのときに考えられます。最初から上位モデルを買っても、違いを比べる相手がないので実感しにくいです。

予算に余裕があり、長く使うつもりなら、最初からProという選び方もあります。買い替える手間が省けます。

すでにPS5を持っている人

持っている本体が壊れていないなら、急いで買い替える理由はありません。遊べる作品が同じなので、乗り換えても遊び方は変わりません。

買い替えるなら、今の本体をどうするかも決めます。売るなら早いほうが値が付きます。別の部屋で使うなら、2台持ちになります。

気をつけること

Proを買っても、遊べる作品は増えません。Pro専用のソフトは出ていないので、「買わないと遊べない作品がある」という理由で急ぐ必要はありません。

買う前に確かめること

鉛筆と白紙の一覧

テレビの対応を見る

自分のテレビが4Kに対応しているか、120Hzの表示に対応しているかを確かめます。説明書か、型番で調べれば分かります。対応していない機能は、本体を強くしても使えません。

HDMIのケーブルも関係します。古いケーブルだと、4Kで高い周波数の信号が通りません。本体に付いてくるケーブルを使えば問題ありませんが、長いものに替えるなら規格を確かめます。

つなぐケーブルを見る

本体だけ替えても、テレビとつなぐケーブルが古いままだと性能が出ません。高い解像度となめらかさを同時に通すには、対応した規格のものが必要です。

本体に付属するケーブルを使えば問題ありません。手持ちの古いものを使い回すときだけ、ここを確かめてください。

置き場所と電源

通常のPS5より少し大きく、重くなっています。棚に入れるなら、寸法を測っておきます。横も後ろも、熱を出すので隙間が必要です。

電源は通常のPS5より多く使います。延長コードにたくさんつないでいる環境なら、合計を確かめます。

通信の環境を確かめる

Proは新しい無線の規格に対応しています。ただ、家の無線親機が古いままだと、その速さは出ません。

対戦や配信をするなら、無線より有線でつなぐほうが安定します。本体の対応より、こちらの効き目が大きい部分です。

本体を替える前に、つなぎ方を見直すだけで改善することがあります。費用がかからない側から試すのが順番です。

遊んでいる作品の対応

自分が遊んでいる作品が、Proの強化に対応しているかを調べます。対応している作品のリストは公開されているので、そこで名前を探します。対応していない作品ばかりなら、買っても変化は小さいです。

これから出る作品については分かりません。ただ、大きな作品は対応することが多いので、長く使うなら対応は増えていきます。

今の本体をどうするか

通常のPS5を持っている人は、買い替えたあとの古い本体の扱いを決めておくと、実質の出費が下がります。売る、別の部屋に置く、家族に渡すといった選択があります。

売る場合は、保存したデータを移してから初期化します。順番を間違えると遊んだ記録が消えるので、移す作業を先に済ませてください。

価格が動くかどうか

本体の価格は、為替や部品の値段で改定されることがあります。実際にPS5は過去に値上げされています。待てば安くなるとは限らず、高くなることもあります。

欲しい時期が決まっているなら、そのときの価格で判断します。安くなるのを待ち続けると、遊べない期間が増えるだけになります。

まとめ

PS5 Proは119,980円で、通常のPS5より4万円ほど高い上位モデルです。強化されたのはおもに映像の処理で、画質と動きのなめらかさを両立しやすくなっています。遊べる作品は通常のPS5と同じです。

買う意味があるのは、4Kで55インチ以上のテレビを使っていて、画質や動きの安定にこだわる人です。フルHDのテレビで遊んでいるなら、強化された部分がほとんど使われません。

ディスクドライブが別売りなので、パッケージ版を買うなら総額はさらに上がります。初めてPS5を買うなら、まず通常モデルで始めて、物足りなくなってから考えるほうが損が少ない順番です。